工事現場のスタッフ

人手不足の工事現場で働くスタッフ

短期間で高い時給が期待できる仕事として昔から知られているのが土建業です。
特に体力に自信がある男性にとっては、その日から始めることができてすぐに高い給与を得ることができる工事現場は人気の仕事です。

ただし現在では他の仕事と比べてそこまで高額というインパクトはなく、どちらかというと仕事を探しやすく手早く日当が得られるということの方に大きなメリットがあると言えます。

建築業界は現在慢性的な人手不足となっており、大型工事が入ったときにはかなりの人数をアルバイトのスタッフにとってまかないます。

工事現場で行う仕事といっても未経験で無資格の人はいきなり重労働や危険な仕事をさせられるということは少なく、大抵は軽作業などの雑用に回されます。

工事現場で仕事をしていくためには必ず必要な資格があるので、より高い時給で仕事をしていきたいと思うなら講習などを受けていくつか資格をとっておくことがおすすめになります。

資格といっても建築士や整備士といった非常に取得が難しいものばかりでなく、数日の講習と簡単な実技と筆記のテストに合格すればすぐにとれるものも多いので簡単なところからチャレンジしてみるとよいでしょう。

未経験の初心者が行う具体的な仕事とは

工事現場での仕事はフリーペーパーやWebでのアルバイト募集ペーシを見ると必ずと言ってよいほど掲載されています。
日給で支払われることが多いので暇な休日ができてまとまったお金が欲しい人にとってはすぐにも応募したいところですが、全く未経験で無資格の人にとってはどんなことをさせられるんだろうかと不安に思ってしまうところでしょう。

まず工事現場のスタッフ募集で注意しておきたいのが、必ずしも近場で行う仕事ではないことも多いということです。
募集は東京でも実際の現場は県外や山奥であったりというようなこともあります。

近場ならば現地集合ですが遠隔地ではまずスタッフが集合場所に集まり、そこから送迎バスなどで移動をするということもよくあります。
仕事は基本的には丸一日8時間の拘束となるのが一般的で、食事や作業着が支給されたりします。

全くの初心者の場合、担当する仕事の主なものとしては「現場の清掃業務」「建築物の解体時に出たコンクリや資材の運搬」といったものです。
他にも通行する歩行者や自動車を誘導したり、これから工事を行う場所の養生や梱包などをすることもあります。

どのような仕事をするかは現場にいる監督の指示を受けて行うこととなりますので、初心者であるということを最初に告げておけば特に困るということはありません。

工事現場で最も困るのは工事中に怪我人が出てしまうことです。
現場での怪我や事故は施行業者の信頼に関わってきてしまいますので、危険な行為をする人は長く仕事をすることができません。