ライフセーバー

短期間から仕事を見つけることができます

ライフセーバーとは、海やプールなどのレジャー施設で訪れる人の安全を守るための仕事です。
海やプールなど水を使ったレジャーではそうしても事故の危険性がありますので、あらかじめ専門の知識を持ったスタッフを配置し、万が一のときにはすぐに救出できるような体制をとります。

このライフセーバーの仕事は年間を通して行われることもありますが、アルバイトとして募集されている場合は大抵夏のシーズンのみのものです。

アルバイトスタッフは実際に施設が開業する2ヶ月くらい前に募集され、そこで集まった人たちに救急講習を行い実際の仕事に備えます。

なお同じ水場の安全を守る仕事であっても、プールでの仕事を「ライフガード」、海での仕事を「ライフセーバー」として名称を区別していることもあります。

難易度が高いのはやはり自然を相手にして働く海でのライフセーバーで、通常のプールでの水泳技術だけでなく総合的な体力が求められます。

遊泳ができる海の区域は定められていますが、それでも海で溺れた人を救助するのはプールでのそれとは段違いに難しいことなので、海で泳ぐことに慣れていないといけません。

救助活動だけでなく治安維持のための活動もします

ライフセーバーの仕事は主に若い男性から多く採用をされています。
これは実際の救助活動にはかなりの体力がいるということもありますが、救助以外の海辺の治安維持の活動もライフセーバーが担当することが多いためです。

夏の海辺というのは非常に数多くの人が訪れますので、中にはゴミを投棄していったり、周囲の人に迷惑になる活動をしてしまう人もいます。
そうした人に対して毅然とした対応ができるかどうかもライフセーバーとしての勤めになります。

勤務中は所定の水着やTシャツを着用することになっているので、日焼けをしたくないという人には不向きと言えます。
ライフセーバーの仕事は近場で通勤をしながら行うということもありますが、場所によっては期間限定のアルバイトとして泊まり込みで仕事をするということもあります。

仕事そのものは常に忙しいということはないようで、大抵の時間は見張り台の上から周囲を監視するということで費やします。
暇すぎてかえって疲れたという感想が聞かれてしまうこともあるくらいなので、力仕事をしたいという人からはちょっと拍子抜けをしてしまうという意見も聞かれます。

体力が必要な仕事ではあるものの、アルバイトの場合はそこまで厳選な採用審査をされるということもなく全くのカナヅチでなければ十分に採用のチャンスはあります。

ひと夏勤務をするとかなりの金額を得ることができるので、長期間の休みがとれるという人は募集が増えるお盆あたりの時期を狙って勤務をするとよいでしょう。